浅井さんはオーガニックについて一部の人のものという感覚がもともとあったかもしれないと答え、今は多くの人が手に取ってもらえている印象だという。オーガニック事業に舵をきった時についてはチャレンジではあったが生協や自然食品店などに国産小麦が広がっているのみて、そうした客層には支持を得られるだろうと思ったという。またオーガニックの原理・原則について農薬や化学肥料に頼ら愛ない製法のことを言うが環境の保全、自然との共生、適地適作、健全な社会、健康な生活を掲げているという。またオーガニックについて本気で考えるようになったきっかけについては2014年に家業に入った時に父が始めたオーガニックにチャンスがあると思っていたが、2015年にアメリカの出張をした時にくるみを栽培する有機農家と出会ったことだというが、オーガニックの会社をしている理由を聞かれ付加価値と答えたところくるみ農家に何も分かっていないと言われたという。その後、農家のサステナビリティのためにオーガニックをしているという発言に当時はSDGsを深く知らなかったという。クルミの殻を使用してバイオマス発電をしていることに感銘を受けたという。