昨夜、線状降水帯が鹿児島県で発生した。きょうは九州北部でも発生が予想されていて、河川の氾濫や土砂災害などに厳重な警戒が必要。気象庁はきのう午後7時8分、鹿児島県大隅地方に顕著な大雨に関する情報を発表した。梅雨前線に暖かく湿った空気が流れ込み、朝から大気の状態が非常に不安定になった九州南部。鹿児島県指宿市では24時間で359ミリの雨を観測した。住宅街のそばを流れる小川が氾濫し、一部地域では膝下まで冠水した。気象庁はきのう、中国、近畿、東海地方で「梅雨入りしたとみられる」と発表。関東甲信もきょうにも梅雨入りの可能性がある。