岸田総理は年明けの早い時期に、政治改革を議論する新組織を立ち上げる方針を確認した。会談の出席者によると、岸田総理と党幹部との会談では「危機感を共有した」といい、新しい組織では派閥のあり方や政治資金規正法の改正なども話し合われる見通しだという。また年内は自民党・青年局を通じて全国から寄せられる自民党への厳しい声や再発防止策などを聞くことにしている。一方松野前官房長官など安倍派の幹部が東京地検特捜部による任意聴取を受けたことについて、岸田総理は「捜査について私の立場から申し上げることは控える」とした上で、「党の信頼回復のために全力で取り組まなければならない」と話した。