きょう、鹿児島・霧島で講演した自民党の森山総務会長は、派閥の政治資金パーティーを巡る事件について陳謝した上で、国民から信頼いただける正当に一日も早く立ち返れるよう努力を続けていきたい、と述べた。この後記者団に対し、岸田派・安倍派・二階派の解散について、各派閥の自主的な判断は尊重されるべきでコメントすることはない、と述べた一方、自らが会長の森山派については「われわれは告発を受けているわけでもなんでもない 等で派閥のあり方を含め議論が始まっているので、議論の経過を見ながら皆で相談して決めさせていただきたい」と述べた。東京・葛飾区では、平沢元復興相が、地元の会合で反省し再出発したいと二階派の解散を報告した。3つの派閥が相次いで解散する事態となった自民党。麻生派・茂木派・森山派の対応が焦点。来週26日には通常国会が招集される。野党各党は政治資金規正法改正などを求める考えで、それぞれ改革案の取りまとめを急いでいる。