APECの首脳会議やG20サミットなどに出席した石破総理大臣は、午前10時半過ぎに羽田空港に到着した。帰国後、石破総理大臣は臨時国会で本格的な論戦に臨むことにしている。その臨時国会について、衆参両院の議院運営委員会の理事会に出席した林官房長官は来週28日に召集する方針を伝えた。これを受けて衆議院の理事会では与党側が召集日の翌日の29日に開会式を開き、石破総理大臣の所信表明演説を行ったうえで、来月2日と3日に各党の代表質問を行うことを提案し野党側も受け入れた。そして会期については来月21日までの24日間とすることで合意した。臨時国会では新たな経済対策の裏付けとなる今年度の補正予算案が審議されるほか、石破総理大臣が年内に政治資金規正法の再改正を目指す意向を示していることから、政治の信頼回復に向けた具体策なども議論される見通し。