きのうの衆議院政治改革特別委員会理事懇談会で、今月中の衆議院通過を目指す自民党は政治資金規正法の改正案の修正案を示すことができなかった。政策活動費について、自民党の法案では公開するのは項目ごとの金額のみで、野党に修正を迫られても、支出した年と月を公開するとわずかに譲歩しただけだった。これに対し、きのう公明党の山口代表が強く反発。山口代表がいう政策活動費の明細書の添付は、実務者協議で自民党と折り合えず、法案に盛り込まれなかった。それを与野党の協議の段階になって再び要求した。修正案はきょう午前に提示されることになり、今月中の衆院通過は見送りとなった。