日本銀行は政策金利を1.25%程度に引き上げることを決定した。これは1995年以来31年ぶりの水準。今後銀行の普通預金や住宅ローンの金利が上昇していくとみられる。市場が知りたいのは今後の利上げペース。日銀は6月に利上げをしたばかりで3か月間隔での利上げは1990年以来最速ペースとなっているが、日本に先んじて政策金利を引き上げたアメリカFRBは年内にさらなる利上げを行うとの見通しを示している。日米の金利差が開いていくと、物価高の原因の1つとなっている円安が進む傾向に。日本が利上げペースをさらに上げれば金利差が縮まり円高傾向になる。今後の利上げについて植田和男総裁は具体的に明言はしなかった。為替は朝から1ドル156円前後で推移していたが、正午ごろ利上げが決定すると大きく円安傾向に動いた。植田総裁の会見が始まると156円台後半まで戻った。
