常陸大津の御船祭は北茨城市で5年に1度行われる伝統の祭りで、神輿を乗せた全長14mの木造船を引っ張って街を練り歩き、海の安全と大漁を祈願する。来月2・3日の開催前に昨日、去年作られた新しい船の点検が行われた。祭りでは船を左右に揺らすことから、保存会の人達が実際に揺らして船の傾き具合を確かめたり、重機と繋いで安全に引くことが出来るかチェックしている。祭りは国の重要無形民俗文化財に指定されていて、去年12月には文化庁がユネスコの無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」の構成要素の1つとして追加登録を提案することを決めている。