先週、文化庁が発表した2024年度「国語に関する世論調査」。今回初めてSNS普及が言葉の使い方に影響するかが調査され、「略語が増える」と答えた人が最も多く8割以上に。どんな略語を使っているか街で聞くと、「えね(え それね~)」や「り(了解)」などが聞かれた。一方で減少傾向にあるというのが「ご苦労様」。20代は「同じ世代で聞いたことはないかもしれない」と話した。また、今回の調査では本来と異なる意味で使われている言葉も。「潮時」は物事の終わりではなく、正しくはちょうどいい時期。さらに「にやける」の本来の意味はなよなよしている。今回の調査では81.9%が「薄笑いを浮かべている」との意味で使っていることが分かった。