全国学力テストが行われた。例題として底辺3.2cm・両辺3.4cmの三角形と、底辺3.2cm、辺の1つが7.8cm・もう1つの辺が5cmという2つの三角が同じテープの上に描かれた図が紹介された。この三角形の面積のうち正しいのはどれという問題が出された。2つの面積は等しいのが正解となっているが、正答率は21.1%だった。高さが同じの場合はいずれも同じ面積になるのだという。小学6年生と中学3年生が臨んだ今回のテストは小学生は国語と算数、中学生は国語・数学に加え、英語も4年ぶりに行われた。英語の読み書きなどのテストは46.1%だったが、話す問題の正答率は12.4%に終わった。ヘッドセットを身に着けて生徒が回答した音声をオンラインに録音して文部科学省に送信する形式で行われたが、5問中1問も正解できなかった生徒も6割に上った。最も正答率が低かったのはレジ袋の販売を止めるべきとの主張に対しての回答で、1分間考えた後30秒という時間で回答することが求められたが、正答率は4.2%だった。話す内容が思い浮かばないと言う声も聞かれている。専門家もスピーキングは大人でも時間を区切られると難しいのではないか、デジタルの環境はシビアだったと言及している。
対話型AIを使った英会話技術強化の方針もある。すでに英会話を行うAI「LANGX Speaking」も開発されていて、対話の終了後に文法や発音などのアドバイスを受けることも可能となっている。文科省は9月をめどに千葉・成田市の高校で実証事業として導入させる予定となっている。
対話型AIを使った英会話技術強化の方針もある。すでに英会話を行うAI「LANGX Speaking」も開発されていて、対話の終了後に文法や発音などのアドバイスを受けることも可能となっている。文科省は9月をめどに千葉・成田市の高校で実証事業として導入させる予定となっている。