不登校の児童や生徒の数が約30万人と過去最多になっている。不登校の子どもと親を支援するNPOが全国の親を対象に行ったアンケートで充実してほしい支援を聞くと安心出来る居場所・人と繋がれることが最も多くなった。全国各地には親たちを支援する親の会がある。千葉県松戸市では親の会をNPOが去年から定期的に開催している。この日は中学時代に不登校を経験した20代の女性から母親のエピソードを聞いた。親の会には知人やSNSで情報を見つけて参加している。自治体でも情報を発信しているところもある。ただ情報は親の会などが個別に発信しているため情報が届きにくいのが課題になっている。文部科学省は全国の教育委員会を通じて情報を一元化してホームページに掲載する準備をしている。