きょうのテーマは「デジタル教科書」。デジタル教科書とはタブレット端末などで使用できる教科書。今月、文部科学省では「遅くとも2030年度に正式な教科書として使用望ましい」と中間案をまとめた。キーワードは「デジタル教科書と紙教科書の塀用」、大学で教員になりたい学生に聞いたところ、100人全員が「紙の教科書も必要」と答えた。デジタル教科書のメリットは「算数・数学では図形の展開などができる」「外国語では発音と一緒に学べる」など。1年間使用した場合、得点が向上したという調査もある。課題は「教員への研修」「児童・生徒の健康面(目の疲れなど)の配慮」。紙教科書のメリットは「スクロールしないので情報が通り過ぎない」「身に着ける知識の実感がある」「書き込みで自分の教科書に」など。齋藤教授はとりあえずは併用を進めるのが良いなど解説した。