祓川はかつて特別な人が禊をおこなった川だという。タモリらは竹神社訪れ味噌井拓志さんと出会った。かつて竹神社には宮殿がありお伊勢参りの名所にもなっていたという。その宮殿には斎王が住んでいて、祓川で禊をしていたのは斎王だった。タモリらは斎宮跡を訪れた。斎宮の広さは137ヘクタール。斎王をおトップに約500名の役人が斎宮で働いていた。斎宮が存在したのは飛鳥時代から南北朝時代、約660年続いたと言われている。斎王は女性だった。伊勢神宮に天皇に変わって使えるため朝廷から派遣された女性を斎王と呼ぶ。皇族で未婚の女性というのが条件だった。三重・明和町では「斎王まつり」を行っている。三田空来さんは第39代斎王役に選ばれた。いま発掘を進めていて、江戸時代の伊勢路とは異なる古代の伊勢路が明らかになってきているという。伊勢神宮を目指す道は、時代によって変わっていった。
住所: 三重県多気郡明和町