衆院選後初めての閣議が行われた昨日、選挙で落選した2人の大臣の姿があった。石破総理は来月11日で最終調整が進む特別国会の召集まで2人を続投させる方針。総理指名選挙で自民党が野党に転落する恐れもある。与党が過半数に満たない状態での総理指名選挙は約30年ぶり。カギを握るのが衆院選で28議席を獲得した国民民主党だが、玉木代表は自公連立政権入りを否定。さらに、榛葉幹事長が、立憲民主から野田代表の名前を書いてほしいと依頼があったが書けないと返答したという。現在の議席数のまま国会に進んだ場合、次のハードルは内閣不信任決議案。不信任案の可決を避けたい与党は、部分連合など野党との調整が不可欠となる。