東京・新宿区から中継。今日のミッションは「歴史あるあたりにまつわる場所を探せ」である。この辺りは百人町と呼ばれており、鉄砲組の百人隊が住んでおり、それにまつわる皆中稲荷神社がある。元々は「みなあたるのいなり」と呼ばれており、百人隊の大使が神社を崇敬しており、お参りしたら鉄砲の腕前が100発100中になったという評判が近在に広がり、近在の方々が様々な願いごとを持ってお参りすると願いが尽く叶ったことが評判になり「みなあたるのいなり」と呼ばれたという。絵馬にはチケットの当選や的中などのものがある。江戸幕府鉄砲組百人隊保存会の会長と広報によると、例大祭の鉄砲組百人隊の奉納出陣を去年開催し、鎧武者約20人と鉄砲を撃つ人約30人が街の中を周り、3ヶ所で実際に火縄銃を空砲で発射した。本物の火縄銃が用意された。火縄銃は江戸時代の安政年間のもので、今でも実際に撃つことができる。重さは4kg弱で、口薬という火薬を入れて閉じ、構えて縄に火が付いている状態で「火蓋を切れ」という号令で蓋を開け「放て」という号令で引き金を引くと火薬と火が触れ、弾が発射される。