都内にキャンパスを持つ通信制高校。通信制であるにもかかわらず、多くの生徒が登校している。この学校では週3日や週5日など通学日数を選択できるカリキュラムを組んでいる。サッカーに打ち込むのは3年生の馬場優人さん。現在は週5日の通学コースに在籍している。中学生のとき、人間関係で悩んだことで体調を崩し、一時不登校となった。高校でも毎日通う自信がなかったという馬場さん。通学日数を途中で変えることができる点に魅力を感じ、通信制を選んだ。通信制は多様な時間割りを組むことができるのが特徴。馬場さんが通う学校では1日6コマのうち前半4コマは習熟度別に英語や数学などの学習、残りの2コマはコースに分かれる。大学入試を想定したコースのほか、英語やスポーツ、補助犬を訓練する実習や調理など多岐にわたる。馬場さんはサッカーを学ぶコースを選択した。好きなことを追求できるこの学校で将来の夢を見つけた。