9月もあと1週間を切った中、来月も家計に厳しい秋となりそうだ。きのうの取材した横浜市のスーパーでは、来月の仕入れ価格を値上げするとの告知が既に届いていた。スーパーセルシオ和田町店の食品バイヤー・久保田浩二氏は「500mL前後のペットボトル飲料で1.5Lや2Lのサイズに近いような販売価格まで値上げせざるを得ない」などと話した。帝国データバンクによると、10月の食品値上げ品目数は今年2番目の多さの3000品目を超える見通し。7割以上を飲料や酒類が占めている。イタリア料理専門店のイル・ソーレガットの池永陽一オーナーは「(トマトの値段は)最安値の時から比べると倍くらいになっている」などと話した。トマトの全国平均小売価格の推移(食品価格動向調査 農林水産省HPより)を見ると、9月8日の週は約2カ月前と比べて約1.5倍に値上がり。東京都内のスーパーでは、トマトが例年の約2倍の価格になっていた。スーパーマルセイの牧田一真専務取締役は「熊本や最近は東北の方も雨が多く、産地であまりトマトが採れなかった影響が一番大きい」などと話した。農水省によると、北海道や福島県などの産地でも高温の影響による生育不良により、平年を上回る価格となっている。家計の救世主はレタスやカボチャ。
