東京・新宿駅の近くで開催されているイベントでは、ペットボトルとスマホで明かりを確保する方法や、ケガをした際の止血をタオルと歯ブラシで行う方法など旅先で被災したときに使える知恵が紹介されている。KDDIの調査によると、災害への備え普段から意識している人は約46%だったが、旅先・帰省先で意識している人は約33%だった。今回の取り組みを監修している東北大学の佐藤准教授によると、帰省先などで地震に遭遇した人への調査では、建物の耐震性や避難場所など周辺情報を集められず困ったと答えた人が多かったという。佐藤准教授は訪問先のハザードマップの確認や宿泊施設で事前の避難場所の確認などが重要と呼びかけている。
住所: 東京都新宿区
