都内の中学校で配られた春休みの宿題が話題になっている。社会の欄には「桃太郎電鉄を10年以上プレイする」と書かれている。「桃太郎電鉄」とはすごろく形式で日本全国を巡り物件を買い集め資産額日本一を目指すゲーム。1988年の第1作発売以来様々な世代に親しまれている。宿題を出した学校は自由課題のため成績には入らず子供たちのとっかかりやすさから宿題として取り入れたとしている。一方で去年からは学校の授業などでも使える教育版が無償で提供され、この1年間で7000校以上が導入したという。全国各地の名産・名所などを遊びながら覚えることができ、教育版には名所の説明を表示。難読地名の書き取りや収益率の計算など幅広い学習に活用されているという。また「貧乏神」など相手のプレイを妨害する要素はトラブルを防ぐため搭載していないとのこと。