滋賀県の中学校で、一度発表された新3年生のクラス分けをやり直すという異例の事態があった。学校側は生徒たちに謝罪したが何があったのか?クラス分けのやり直しがあったのは生徒数1100人以上の守山市立守山南中学校。新しいクラスを発表した後、保護者からの指摘で人間関係に問題がある生徒同士が同じクラスにいることが判明した。学校側は配慮が足りなかったとして急遽クラス分けをやり直すことに。しかし始業式には間に合わず、新3年生は全員臨時休校。きのうの学年集会で学校側から説明や謝罪があったとのこと。教育の専門家は「生徒の事情を無視することはできない。本当はこのまま走り続けることも可能かもしれないが、ちゃんと生徒指導の配慮がしたいと判断したのではないか」と述べた。守山南中学校はきょう新たなクラス分けを発表する。