大雨による浸水への備えを進めようと東京・新宿の地下街(新宿サブナード)で行われた訓練には利用客の安全な避難につなげようと店舗の担当者など約40人が参加した。身に着けるのはセンサー付きの靴と仮想現実が体験できるVRゴーグル。体を動をかしながら実際の映像を基に作られたバーチャル空間の地下街を移動。浸水被害が起きた想定で水の中を移動する体験もできる。この地下街ではことし8月の集中豪雨の際に風にあおられて大量の雨が吹き込み床一面が水浸しになる被害があり、訓練を基に避難計画の見直しなどの対策を検討している。