コメの価格が一時、5kgあたり4500円近く高騰。現在は約3000円。仕入れ価格も落ち着いている。消費者が歓迎するコメ価格の下落。しかし、産地では異変が起きている。新潟・上越にある、とある倉庫には令和7年産のコメが大量にあった。なぜこれほどのコメが残っているのか。その理由は一昨年から去年にかけての深刻なコメ不足への対応にあった。各地の農協や卸売業者の間で集荷競争が激化し、コメ価格が急上昇。問題の解消を図ろうと、国は去年、約59万トンの備蓄米を放出。さらに、コメ政策の抜本的な転換も掲げた。コメの生産を抑えるそれまでの政策を見直し、増産する方針を打ち出した。しかし、高市政権になると国の政策は一転。需要に応じた生産を求めるように。コメ農家は「国の方針が1~2年の間に二転三転しているので何かに協力したいって気持ちは薄れていますよね」などと話した。
