1人目の匠が居るのは20周年を迎えた新江ノ島水族館。クラゲの展示をはじめ、相模湾をイメージした巨大水槽など、約600種の海の生物が間近で楽しめる。シラスの匠・大下勲さん。新江ノ島水族館の展示飼育部に所属し、相模湾ゾーンで班長を務め、海の生物の飼育・研究に励む。シラスを展示している水族館は世界初のこと。湘南地区がシラスが名産で水族館で見せたいと思ったそう。実はシラスはカタクチイワシの子ども。シラスはウナギ・アユ・イワシの稚魚の総称。新江ノ島水族館ではカタクチイワシの稚魚を飼育。シラスの展示は水槽に卵を入れて孵化させ成長させる。シラスの生態と飼育方法を調査。貴重な水族館のバックヤードに潜入。新江ノ島水族館ではバックヤードで成魚の水槽から卵を採取。それを卵のうちに展示水槽へ移し、シラスが成長していく様子を水槽のまま紹介している。シラスはすごく弱い魚で飼育が難しい。卵は1mmもない。常にキープしておくために数を毎日確認。孵化後は別の水槽に移せない。水の循環による環境の変化に耐えられない。卵を入れて3週間は溜め池のまま。そのため病気も出やすい環境だそう。
住所: 神奈川県藤沢市片瀬海岸2-19-1
URL: http://www.enosui.com/
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