元明石市長の泉房穂氏が「財界のお偉いさんはスーパーで買い物をしたことがないから生活のリアリティがわからない」と消費税の議論について週刊誌上で展開したこの発言に対し、経済同友会の新浪剛史代表幹事が噛み付いた。新浪氏は「元ローソン社長だし、消費者の皆さんにご愛顧いただかなくてはいけないサントリー社長でもある。スーパーにも行くしコンビニにも行くし、高くなったという印象も持っている。そういう発言をされる意図がわからない」などとした。その上で一般の国民からなかなか信頼されていないという実態があることは反省していかないといけないと語った。新浪氏の反論に対し、泉氏は「論点はスーパーに行くかどうかではない。スーパーでの値段を見て買い物を躊躇するかという論点だ。庶民は高くなったなあではなく、高くて買えない状況。」とした。