2024年8月2日放送 21:00 - 22:00 NHK総合

ニュースウオッチ9
▽株価大下落の影響▽五輪フェンシング・競泳▽ふるさと納税

出演者
酒井博司 斉田季実治 佐藤真莉子 星麻琴 吉岡真央 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(ニュース)
”ブラックマンデー”以来 過去2番目に大きい下落幅

きょうの東京株式市場、日経平均株価の終値は昨日より2200円余値下がりした。1987年のブラックマンデーの翌日に次ぐ、過去2番目に大きい下落幅。

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東京証券取引所

株価の大幅な下落、気になるのが始める人が増えている投資への影響。投資家が集まる東京・銀座のバーを取材。投資家バー・今泉早人店長は「“ブラックマンデー”というカクテルもある。月曜日が“ブラックマンデー”になるのではと心配している人もいるのではないか」と語った。

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株価の急落について企業からは、住友化学・佐々木啓吾常務は「米国の景気に少しかげりが見え始めたかなというのがひとつ要因。企業業績に対するネガティブなインパクトあるケースもある」、経済同友会・新浪代表幹事は「まずはリスクを回避しようと考える株主が機関投資家を始め、いるのは当然のこと。日本のいまの経済状況、企業の状況は足腰はしっかりしている。調整局面とだとみていくべき」と語った。

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気になる株価の見通し。大和証券日米株チーフストラテジスト・坪井裕豪さんは今回の下落の要因となった米国の景気の先行きについて「景気不安や金融不安まで問題が広がるリスクはかなり低い」としたうえで「さらに大きく下落してく想定はしていない。米国の経済指標、今後の日銀の政策が確認できると自律反発が強まっていく。いったん自律反発のめどは4万円近辺を目指すめどになるのでは」と述べた。一方で今後、さらに株価が下落する可能性があるとの指摘も。専門家の見方は分かれている。松井証券シニアマーケットアナリスト・窪田朋一郎さんは「もともと高金利でも米国経済が持続していたが、さすがに疲弊する、この先減速するという警戒感が広がっている日本は低金利が持続する一方でインフレが高まるという見方から、3万3000円台から4万000円台まで大きく上昇したが、年初の水準の3万4000円も視野に入ってくると思う」と語った。

きょうの東京株式市場、米国の景気の先行きへの懸念が急速に強まったことなどから全面安の展開に。日経平均株価の終値は、きのうより2200円余値下がりし、過去2番目に大きい下落幅となった。過去最大の値下がり幅となったのは1987年10月。ニューヨーク市場での株価暴落がきっかけだった。いわゆる「ブラックマンデー」。その翌日の日経平均株価は3800円余の下落。このときに次ぐ値下がり幅となった日経平均株価。終値が3万5000円台となるのは今年1月26日以来、約半年ぶり。最近、急速に進んだ円高ドル安で日本企業の業績への懸念も重なって、売りが売りを呼ぶ展開となった。

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(パリオリンピック)
フェンシング女子フルーレ団体 初のメダル”歴史 塗り替える快挙”

フェンシング女子フルーレ団体で日本が銅メダル。メダル獲得は女子で初めての快挙。快挙の原動力となったのがフランス人・フランクボアダンコーチ。アトランタ五輪銅メダリストの実力者が日本代表のコーチに就任したのは7年前。まず選手たちに伝えたのは「君たちはかわいくておとなしいパンダ。フェンシングはうまいが、怖くはない」とのことばだった。勝利への執念が身につけば世界の壁を超えられる。ボアダンコーチは日本の選手たちに自信をつけさせるための声かけを続けてきた。フェンシング女子フルーレ団体3位決定戦、カナダvs日本の試合。団体戦は先に45点を取るか、9試合の合計点が多いチームが勝ちとなる。リードを守りきった日本が銅メダルを獲得、フェンシング女子で初の表彰台。

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卓球 女子シングルス 早田ひな 準決勝進出

卓球女子シングルス準々決勝。早田ひなvsピョン・ソンギョンの試合。4−3で早田ひな選手の勝利。

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競泳女子200m平泳ぎ 最年長 鈴木聡美選手 決勝の舞台に

日本の競泳史上最年長となる33歳で五輪出場を果たした鈴木聡美選手が女子200メートル平泳ぎ決勝に臨んだ。12年ぶりの五輪決勝。21歳で臨んだロンドン五輪で鈴木選手は3つのメダルを獲得。しかし以降はメダルから遠ざかり、東京五輪では出場さえかなわなかた。それでも自分の限界に挑戦したいとトレーニングに励み、全盛期のロンドン大会より体重は約2キロ減少。引き締まった体で効率のいい泳ぎを追求した。そしてたどり着いた決勝の舞台。積極的な泳ぎで4位、進化した泳ぎをみせた。

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競泳 瀬戸大也 フランス人気選手と決勝進出

競泳男子200m個人メドレー準決勝。瀬戸大也選手が出場。フランスで熱狂的人気を誇るレオン・マルシャン選手に会場が沸くなか、隣で決勝進出を目指した。前半は4番手と出遅れるも、追い上げ2位でフィニッシュ。全体5位で決勝進出を決めた。

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柔道 男子100キロ超級 斉藤立 親子2代で金目指し

大会8日目のきょう、柔道男子では斉藤立選手が親子2代での金メダル獲得を目指し準々決勝に出場。9年前に亡くなった父・斉藤仁さんが見守る。斉藤立選手が勝利し準決勝進出を決めた。

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柔道 女子の78キロ超級 東京五輪金 素根輝は

柔道女子の78キロ超級準々決勝。カイラオズデミルvs素根輝の試合。素根は延長戦の末に敗れ、敗者復活戦に回った。

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バドミントン 女子ダブルス “シダマツ”準決勝

バドミントン女子ダブルス準決勝。劉聖書/譚寧vs志田千陽/松山奈未の試合。シダマツペアはあと一歩、及ばず2-0で敗退。3位決定戦に回る。

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中継 フェンシング女子フルーレ団体 このあとメンバー生出演

このあとフェンシング女子フルーレ団体のメンバーが生出演。

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(ニュース)
7イニング制 本格議論へ

これまで試合終盤で数々のドラマを生み出してきた高校野球。今回、そのルールが変わるかもしれない。街で受け止めを聞いた。

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全国高等学校野球選手権大会新宿(東京)

7イニング制の検討について大阪桐蔭高校・西谷浩一監督は「いろんな角度から話をすることはいいと思う。野球は9回だと思っている。8,9回はすごく大事」、報徳学園・大角健二監督は「度の競技も社会の流れも進化していくことは必要」と語った。

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スポーツの現場に詳しい大阪公立大学・岡崎和伸教授は「暑熱対策としては有効。7回になったからといって熱中症の危険性が減るわけではない」と語った。

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(パリオリンピック)
銅 フェンシング女子フルーレ団体 まもなく生出演

フェンシング女子で初めてとなる銅メダル獲得を果たした4人が生出演。コーチから虎になれと言われ続け達成した快挙。チームの中心として貢献した東晟良選手。上野優佳選手はフットワークを生かした攻撃が持ち味。劣勢をはねのけ得点を重ねた宮脇花綸選手。菊池小巻選手は途中出場から勝利を呼び込んだ。

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パリオリンピックフランク・ボアダン
中継 初のメダル獲得銅 フェンシング女子フルーレ団体

初のメダルを獲得したフェンシング女子フルーレ団体の選手が登場。カナダとの準決勝、残り50秒で1点差だった。上野選手は「中盤以降、日本がリードできる形だったが点差を離しきれない状況で緊張感持って試合をした。最後、3点差で回ってきて逃げ切ろうという気持ちで戦った」などと語った。1点差を守りきり上野選手の元に駆け寄り喜ぶ姿が印象的だった。初のメダルを獲得し宮脇選手は「本当にやったんだという思いになった。3年間、ワールドカップではメダルを獲得していて期待はたくさんあったと思う。一方で、約束されたものではないので、その中で期待されたものを掴み取るができホッとした」などと語った。2017年から指導するフランク・ボアダンコーチにより勝利への執念を植え付けられてきた。個人戦は敗退しているが東選手は「個人戦でもメダルを目指していたので、すぐには切り替えられなかった。翌日とかにコーチに声を掛けてもらい団体戦は絶対に取りに行く、勝つために来たと言われスイッチが入りやる気になった」などと語った。菊地選手はリザーブで個人戦出場していない中で、3位決定戦に臨んだ。「団体戦の日はいつ出てもいいように準備していて、3位決定戦前に前もってコーチから言われていたので心の準備はしっかり出来ていて交代しても自分が点数を取りに行く気持ちで挑むことができた」などと語った。フルーレは相手の胴体を突くと得点がもらえる種目。東選手が柔軟性を活かし、相手の得点を防いだ。フェンシングの会場は歴史的建造物のグラン・パレ。宮脇選手は「素晴らしい場所で、またフェンシングに親しみあるフランスの国民の前でオリンピックを体験できた、メダルを獲得することができたのは一勝に一度あるかないかの体験。素晴らしい時間を共有できて嬉しかった」などと語った。

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(ニュース)
JOC 選手・審判にひぼう中傷 異例の声明

パリ五輪では選手の活躍が続く一方、選手や審判に対してSNSでひぼう中傷が相次ぎJOCが異例の声明を出す事態となっている。声明の中でJOCは「激励や応援が大きな力となっている一方で、心ないひぼう中傷や批判などに心を痛め、不安や恐怖を感じることもある」として、マナーを守るよう呼びかけている。その上で「行き過ぎた内容に対しては警察への通報や法的措置も検討する」としている。

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