フェンシング女子フルーレ団体で日本が銅メダル。メダル獲得は女子で初めての快挙。快挙の原動力となったのがフランス人・フランクボアダンコーチ。アトランタ五輪銅メダリストの実力者が日本代表のコーチに就任したのは7年前。まず選手たちに伝えたのは「君たちはかわいくておとなしいパンダ。フェンシングはうまいが、怖くはない」とのことばだった。勝利への執念が身につけば世界の壁を超えられる。ボアダンコーチは日本の選手たちに自信をつけさせるための声かけを続けてきた。フェンシング女子フルーレ団体3位決定戦、カナダvs日本の試合。団体戦は先に45点を取るか、9試合の合計点が多いチームが勝ちとなる。リードを守りきった日本が銅メダルを獲得、フェンシング女子で初の表彰台。