チコちゃんが「日本の信号機にヨコ型が多いのはなぜ?」と質問。正解は「路面電車のせい」。日本に初めて信号機が設置されたのは東京・日比谷の交差点。当時の信号機は交差点の中央に置くタイプでアメリカ製の縦型だった。当時日本の都市交通の要は路面電車で、手信号の旗振り要員の職員の人件費が負担となっていた。
路面電車の電線の高さは約5メートルで縦型の信号機は路面電車が通るとドライバーからは見えなくなってしまう。そこで電線がない道路脇にヨコ型の信号機が設置された。さらにヨコにすることで赤色が道路の中央に張り出すため見やすくなるメリットもあった。昭和30年ごろ全国的に信号機が普及開始し、日本の信号機はヨコ型が主流となった。一方、欧米に縦型信号機が多い背景にはコストや景観も重視されていることがある。雪の多い地域の信号機の縦型とヨコ型の境目を調査したところ、石川県ではヨコ型の信号機が多かった。最初にヨコ型をつけたものがそのまま普及しているという。
路面電車の電線の高さは約5メートルで縦型の信号機は路面電車が通るとドライバーからは見えなくなってしまう。そこで電線がない道路脇にヨコ型の信号機が設置された。さらにヨコにすることで赤色が道路の中央に張り出すため見やすくなるメリットもあった。昭和30年ごろ全国的に信号機が普及開始し、日本の信号機はヨコ型が主流となった。一方、欧米に縦型信号機が多い背景にはコストや景観も重視されていることがある。雪の多い地域の信号機の縦型とヨコ型の境目を調査したところ、石川県ではヨコ型の信号機が多かった。最初にヨコ型をつけたものがそのまま普及しているという。
住所: 新潟県新潟市中央区花園1-1-1