- 出演者
- 塚原愛 岡村隆史 野々村真 高畑淳子
チコちゃんが挨拶と出演者の紹介。ゲストは高畑淳子さんと野々村真さん。
チコちゃんが「フィギュアスケートのアクセルってなに?」と質問。正解は「アクセルさん」。フィギュアスケートのアクセルはアクセル・パウルゼンが世界で初めて跳んだジャンプで今でも名前が残っている。1882年、フィギュアスケート初の国際大会に出場し1回転半のジャンプを披露し3位に入賞した。国際スケート連盟認定するジャンプは6種類あり、アクセルは最も基礎点・難易度が高いとされている。
1948年、アクセル誕生から66年後にディック・バトンがダブルアクセルを成功させ金メダルを獲得した。トリプルアクセルは1978年、ヴァーン・テイラーが成功させた。女子初のトリプルアクセルは1988年、伊藤みどりさんが成功させ日本人初の世界フィギュアスケート殿堂入りを果たした。2022年、イリア・マリニンが世界初の4回転アクセルを成功させた。サルコウはウルリッヒ・サルコウ、ルッツはアロイス・ルッツ、イナバウアーも人の名前が由来。
オープニング映像。
チコちゃんが「日本の信号機にヨコ型が多いのはなぜ?」と質問。正解は「路面電車のせい」。日本に初めて信号機が設置されたのは東京・日比谷の交差点。当時の信号機は交差点の中央に置くタイプでアメリカ製の縦型だった。当時日本の都市交通の要は路面電車で、手信号の旗振り要員の職員の人件費が負担となっていた。
路面電車の電線の高さは約5メートルで縦型の信号機は路面電車が通るとドライバーからは見えなくなってしまう。そこで電線がない道路脇にヨコ型の信号機が設置された。さらにヨコにすることで赤色が道路の中央に張り出すため見やすくなるメリットもあった。昭和30年ごろ全国的に信号機が普及開始し、日本の信号機はヨコ型が主流となった。一方、欧米に縦型信号機が多い背景にはコストや景観も重視されていることがある。雪の多い地域の信号機の縦型とヨコ型の境目を調査したところ、石川県ではヨコ型の信号機が多かった。最初にヨコ型をつけたものがそのまま普及しているという。
チコちゃんや野々村らがトーク。野々村は子どもの服を着てよく怒られているという。お古をもらうことがあるため置いてある服も着てもいいと思ったと話した。夫婦の会話がないという悩みを明かし、チコちゃんは「漫談の能力を鍛えなさい」とアドバイスした。
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チコちゃんが「おばあちゃんになるとフラダンスを踊り始めるのはなぜ?」と質問。正解は「人生最後にして最高の欲求をかなえたいから」。心理学者マズローが発表した「欲求の5段階」説は人の欲求は5段に重なった山のようになっているという理論。人は年を取るとともに下から上に満たされていき、人生最後にして最高の欲求が「自己実現欲求」。自分の成長や生きがいを実感できる場を模索しており選択肢のひとつとしてフラダンスを踊り始める。
フラダンス教室のシニアクラスで尋ねてみると、フラダンスは「自分のありのまま解放できる」「切り替えの時間」などの意見があがった。一方、シニア男性が始める趣味で多くあがったのはひとりでも楽しめる趣味だった。シニア男性は個人でその道をきわめる自分の成長を追求していく傾向がある。
視聴者から寄せられたおたよりを紹介。「大人はなぜ言った通りにしたのにおこるんですか?大人をだまらせる解決法を教えて下さい」という質問に岡村は「大人をだまらせるには自分もだまる」などと話した。
チコちゃんに叱られる!の次回予告。
エンディング映像。