国内外における富山の認知度を高めようと、県は来年4月から開催される大阪・関西万博に富山の自然や食、伝統工芸などを紹介するブースを出展する計画を発表。万博では地球規模の課題やテーマに沿って各国がブースを出展する「テーマウィーク」という期間が設けられ、富山県のブースは「健康とウェルビーイング」の期間にあたる来年6月27〜29日までの3日間出展される予定。富山湾で水揚げされた魚などを使ったすしの試食コーナーが設けられるほか、富山の豊かな自然を紹介する映像作品の上映などを検討。新田知事は「県の認知度向上はもとより関西圏との結び付きを一層強化する絶好の機会で、万博の開催効果を県に誘導できるよう国や関係機関と連携して取り組んでいきたい」と話している。