日本時間きのう、大谷翔平選手、山本由伸投手が所属するドジャースが、メジャーリーグの頂点に輝いた。山本投手は「みんなでつかんだ勝利。すごくうれいしい」、大谷選手は「最後の最後で格別のシャンパンファイト。最高のシーズンになった」とコメント。ついにつかんだメジャーの頂点。大谷選手は常にその夢をはっきり言葉にしてきた。2012年、北海道日本ハムファイターズ入団会見では高校時代に日本一を逃した悔しさを語った。シーズンMVPと日本一を経験し、2017年10月、メジャー挑戦表明会見で「プレーしている中で一番の選手になりたい」と述べた。当時23歳、日本人最年少でメジャーリーガーに。2017年12月、エンゼルス入団会見でも、「優勝目指して頑張っていきたい」と語った。大谷選手はその後、メジャー唯一の二刀流として活躍。2021年には初のリーグMVPに輝いた。シーズン最終戦で口にしたのはポストシーズンへ進出できなかった悔しさ。大谷選手はドジャースへの移籍を決意し、「勝つことが一番大事なこと」と語った。野球界に新たな歴史を刻みながらチームの勝利に貢献。先月、メジャー7年目にしてついに優勝争いのステージへ。憧れの先輩・ダルビッシュ有投手との激闘を制し、ワールドシリーズ進出をかけたメッツ戦では、2試合連続ホームラン。ついに優勝を決めるワールドシリーズへ。しかし、その第2戦、走塁直後に左肩を亜脱臼するケガ。それでも歩みは止めなかった。ついにワールドチャンピオンの称号をつかんだ。
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