JT(日本たばこ産業)は海外事業を強化するため、米国でシェア4位のたばこメーカー・ベクターグループを約24億ドル(約3780億円)で買収することで合意したと発表した。JTでは、たばこの売り上げ本数の9割近くが海外で、国内市場の縮小が続く中、市場規模が世界2位の米国でシェアを拡大させるねらいがある。会社では「今回の買収で米国でのシェアはおよそ8%に拡大する。米国での販売網を強化し、競争力を高めることができる」としている。
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