ロサンゼルスレイカーズ・八村塁選手は、西アフリカのベナン出身の父と日本人の母を持つ。中学でバスケットボールを始めたなどと八村について説明。バスケ男子日本代表ヘッドコーチ・トムホーバス氏は米国・コロラド州出身。大学を卒業後、自身もバスケットボール選手として活躍。1990年からはトヨタ自動車に所属し、2017年からバスケ女子の日本代表ヘッドコーチに就任などとトムについても説明。ホーバスヘッドコーチは練習が厳しい一方、選手とのコミュニケーションも重視していて、選手との会話もすべて日本語。バスケ女子日本代表ヘッドコーチ就任会見で「オリンピック決勝で米国を倒し、金メダルを取る」と宣言していたという。千葉ジェッツ・渡邊雄太選手は2013年に米国に進学。2018年にグリズリーズでNBAプレーヤーになり、今年千葉ジェッツに所属しているなどと渡邊雄太についてトーク。今月13日、八村塁選手が「日本代表のやり方というか、あまり僕としては嬉しくないところがある。お金の目的があるような気がする」と発言。ホーバスヘッドコーチが続投した日本代表について「日本代表にふさわしい男子のことも分かっているプロとしてもコーチをやっていたことがある、そういう人がコーチになってほしかった。僕としても残念」と発言。先週水曜日に日本バスケットボール協会・渡辺信治事務総長は「非常に重く受け取っている。ミスコミュニケーションがあった」と話した。7月の日本代表韓国戦で異例の試合開始1時間半前に「コンディション調整を優先」と八村選手の欠場を発表。渡辺事務総長は「チケットは完売しており、そこに八村選手を商業目的で引っ張ったつもりはなかった」と話した。先週土曜日、八村選手は「プレーヤーファーストの精神が見られない。そういう方針の日本代表ではプレーしたくないし、そういう団体とはやりたくない」、ホーバスヘッドコーチが続投した代表についても「練習のやり方、ミーティングも世界レベルではない」と発言。渡邊雄太選手は「憶測が憶測を呼んで、事実とは異なることが報道されてしまっている」と話し、約15分にわたり「騒動」について言及した。渡邊選手は「ここまできたら隠しようがないが、八村塁選手とトムホーバスヘッドコーチとの関係性が良くなかった。きっかけは昨年夏のワールドカップが終わった後の記者会見でのトムの発言について変な切り取られ方をして、それを塁が目にして怒った」「すぐに塁に連絡をとって、『塁を敵にする発言ではなかった』」と説明。八村選手は「トムの発言はまずかった」と話した。八村選手はNBA新シーズンの準備を優先するためワールドカップを辞退ということになった。ホーバスヘッドコーチは去年9月のワールドカップ後に記者会見で「彼がやりたいんだったら彼から声をかけてほしい」と発言。渡邊選手は「トムと塁の関係性が悪くなる前から、エージェンシー(代理人)は塁に対してNBAのシーズンに集中してほしいと、トムも含めて塁との連絡を完全に遮断していた。トムの発言は『連絡をとれないから塁から連絡をしてほしい』という意味だった」「悪者は1人もいない」「今の代表メンバーはトムを慕っている人がほとんど。この件でトムが引くようなことがあれば、おそらく代表は崩壊していく」と話した。