Jリーグのシーズン移行が正式決定した。現在のJリーグは2月に開幕し12月に閉幕するが2026年からは開幕を8月に移行し冬の中断期間を経て翌年5月頃にシーズンが終了する。ヨーロッパ主要リーグなどと開催時期を合わせる形である。吉田麻也会長は試合でのパフォーマンスの向上に期待を寄せていた。プレーしやすい季節の開催になることでリーグ全体がレベルアップするという。シーズン移行でJリーグや多くのクラブが期待するのが所属選手が移籍する際に受け取れる移籍金。シーズン移行は移籍金を巡る市場に大きな変化をもたらす可能性があるという。移籍する選手は日本と海外でシーズンがずれているためシーズン途中でチーム離脱・加入が強いられていた。小泉社長は「12月や1月はヨーロッパからすると補強する予算がない中で何とか売却するものの思っている収益が得られない」などと話した。海外トップクラスが得た移籍金は年間200億円だがJリーグのクラブの受け取った移籍金は60クラブ合計でも年間24億円に留まっている。野々村チェアマンは「どんな立ち位置にいるのかすごく楽しみ」などと話した。