各党トップの第一声から読み解く。老舗政党は組織の衰えなどにより厳しい戦いを強いられている。中でも社民党は瀬戸際の選挙。公職選挙法における政党の基準を満たすためには5人以上の所属国会議員か、直近の衆院選か参院選で2%以上の得票が必要。社民党は去年の衆院選で得票が足りず、議員数も足りていない。演説キーワードでも、「政党要件」がある。対象的に存在感を増しているのが新興政党。SNSを活用し組織に頼らない選挙を展開。特に支持を急速に伸ばしている参政党は、動画再生回数で約17万回となっている。去年の都知事選で5位となった安野貴博が党首を務めるチームみらいは、1万6000回程。公約に対する意見や要望をオンライン上で募集し、更新し続ける新たな仕組みを導入。NHK党は1万7000回。去年の衆議院選で初議席を獲得した日本保守党は8500回程。再生の道が6800回程となっている。選挙に関心がなかった若い層にも届くようにと各党SNSに力を入れている。
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