連合は中央委員会を開き、来年の春闘で全体の賃上げを5%以上に正式決定した。中小企業については全体より1%上乗せした6%以上の賃上げを要求し、企業規模による格差是正を図る。連合・芳野会長は「賃上げの動きは一部の人たちだけのものであってはならない。全員そろって豊かにならないと国は決して繁栄しない」と述べた。連合の集計では、今年の春闘の賃上げ率は全体で平均5.10%と33年ぶりに5%を超える高い水準となったが、中小企業では平均4.45%で、大手と中小の格差が広がっている。
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