スポットワークやスキマバイトといった新しい働き方が広がる中、労働団体の連合の調査で46%余りの人が求人情報と実際の仕事内容や賃金が違ったなどのトラブルを経験していたことが分かった。調査は連合が先月スポットワークの経験者男女1000人を対象にインターネットで行った。また働くうえでのけがや事故防止について説明を受けたことがない人が34.4%に上っている。そして求人に応募する際、全体のおよそ4割の人が雇用契約や業務委託契約など契約の形態を確認しておらず、全体のおよそ3人に1人が正社員とは受けられる社会保障に違いがあることを知らなかったということだ。連合は時間の有効活用などから若者を中心に広がっているがトラブルなどの実態が浮き彫りになった。今の法律でスポットワークで働く人を守ることができるのか検証することが重要で連合としても国に働きかけていきたいとコメントしている。