さまざまな分野で先頭を切って挑戦を続ける人物に今の時代を生き抜くための視点を聞く。今日取材したのは「AKIRA」の生みの親、大友克洋さん。作品作りへのこだわりを語ってくれた。1988年公開、未来の東京を舞台にしたアニメ映画「AKIRA」。当時のアニメにはなかった表現で緻密に描きジャパニメーションという言葉を世界に広げた。日本アニメの海外の市場規模はおよそ1兆7000億円まで成長したが「AKIRA」はそのきっかけになった作品。大友さんは現在、美術作品の監修も手がけている。今、制作に挑んでいるのが縦2.4m、横7mの陶器を使った作品。12月に東京メトロ銀座駅の構内に設置され、公開されるという。よく見ると「AKIRA」の主人公金田のバイクも描かれている。遊び心も見せつつ、制作は至って真剣。原画作りに3年を費やしたという。大友さんの原案を職人が形にしていく。作品の基盤となる粘土板を作るたたら打ちや、1200度で焼く本焼成など全部で13工程。この日はその9番目の工程、作品に塗るコーティング材の色や質感を検討していた。
いまも新たな挑戦を続ける大友克洋さんに日本のアニメ産業について聞くと「エンターテイメンは科学技術の新保とともに様変わりしていくのではないか」と話していた。大友さんは近未来の乗り物や超能力など表現方法が確立されていなかったものを描く挑戦をしてきた。今後の日本アニメにも挑戦を期待している。そんなトップランナー大友克洋さんが考える先行き不透明な時代を生き抜く視点とは「今」だと主張した。大友さんは「僕は今は何だといつも考えている。その時代に1番新しかったやつが残ると思う」とコメントした。巨大な作品の構想はあるのかと尋ねると「機会があればやりたいし、今、そういう準備もしている」と答えた。
いまも新たな挑戦を続ける大友克洋さんに日本のアニメ産業について聞くと「エンターテイメンは科学技術の新保とともに様変わりしていくのではないか」と話していた。大友さんは近未来の乗り物や超能力など表現方法が確立されていなかったものを描く挑戦をしてきた。今後の日本アニメにも挑戦を期待している。そんなトップランナー大友克洋さんが考える先行き不透明な時代を生き抜く視点とは「今」だと主張した。大友さんは「僕は今は何だといつも考えている。その時代に1番新しかったやつが残ると思う」とコメントした。巨大な作品の構想はあるのかと尋ねると「機会があればやりたいし、今、そういう準備もしている」と答えた。
