ロシアのウクライナ侵攻などで世界では核兵器使用の脅威が高まっていて、被爆者たちはもどかしさや悲しみを感じている。それでも多くの先人たちが長年訴えてきた「もう二度と被爆者を作るな」「こんな苦しみは自分たちだけで十分だ」という小さな声の積み重ねが、今回のノーベル平和賞へとつながった。高齢の被爆者たちは今回の受賞をきっかけに、さらに訴えを強めたいと話している。その願いを次の世代が受け継ぎ、先人たちと同じように訴え続けるしかない。授賞式が核兵器廃絶の大きな後押しとなることを被爆者たちは願っている。
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