大規模な再開発が進む新宿駅。西口には巨大な穴。正体は3年前に閉館した小田急百貨店の跡地。工事現場の東側にはJR、南には小田急線と京王線、北には東京メトロ丸ノ内線が走っている。新宿駅は1日約300万人が利用する巨大ターミナル駅。西口に直結していた小田急百貨店は約3年をかけて解体された。工事のために、巨大な仮設の作業台が作られた。解体用クレーンは、電車の運行に支障が出ないよう、終電から始発までの3時間程度しか動かせない。歩行者用通路は工事に合わせて完成まで細かく動かし、通行に支障が出ないようにするという。新宿駅開業は1885年。戦後の復興で発展。高度経済成長期、駅直結の百貨店がオープン。2000年代にかけ次々と鉄道が乗り入れ、地下化や立体化。今や巨大迷路と言われている。西口駅前広場は、歩行者優先の歩きやすい空間に再整備される。小田急百貨店の跡地には、地上260m、都庁より高いビルが建つ予定。JRの線路の上には、西口と東口をつなぐデッキを新設することが検討されている。プロジェクトを担当する八須智紀統括所長が「安全に配慮し工事を進めている」、日本大学・岸井隆幸名誉教授が「ニーズが変わってきている。次の東京、新宿を考えてみたい」などと述べた。
