宮崎県では早場米の稲刈りが始まっている。今後、銘柄米として店頭に並ぶことになるが銘柄米の平均販売価格はこれまでのところ小幅な下落にとどまっている。東京・町田の小売店では備蓄米を扱うと銘柄米の売上が落ち込むのではないかと懸念されていたが想定していたほど落ち込まず今も根強い需要があるという。埼玉県の卸売会社でも銘柄米の需要は引き続き堅調で平年の1.2倍ほどの注文が来ているため価格を据え置いて販売している。専門家は今年も集荷業者によるコメ確保の動きは起きると予想したうえで「新米のスタートは決して安くはない価格で入っていくのかなと」と語った。