日本政策投資銀行は毎年、企業の設備投資の計画をまとめていて、今年はおよそ1600社が回答した。資本金10億円以上の大企業が国内で計画している今年度の設備投資は合わせて24兆7551億円で、昨年度の実績を4兆677億円、率にして19.7%上回る見通しとなっている。AI向けの半導体やデータセンターに必要な素材や部品を増産しようと、工場の建設や機械の購入が見込まれていて、AIの市場拡大に関連する投資が増えていることがうかがえる。また、電力会社でも電力の安定供給に向けた送配電網の整備が計画されている。企業の設備投資は雇用や所得などに影響するため、動向が注目されている。日本政策投資銀行産業・地域調査部の宮川暁世部長は会見で「中東情勢を理由に設備投資を控えるという企業は想定したよりも少なく、AIなどへの設備投資の需要は旺盛で、投資のすそ野が拡大している」と述べた。
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