中学生のときに教員から性被害を受けた女性。悩みを相談する中で徐々に体を触られるようになり、性行為を強要されたという。その後、加害者の教員は別の生徒に性加害をしたとして逮捕・略式起訴、懲戒免職処分となった。当時、女性を追いつめたのは周囲からの心無い声だった。約20年、日本版DBSをきっかけに性暴力を許さない社会になってほしいと話す。ただ、女性が懸念しているのが、加害者の元教員が処分後に学習塾を開業したこと。そこで複数の講師をやとい、自らも子どもに勉強を教えていた。日本版DBSでは学校などは性犯罪の前科の確認が義務とされているが、民間の学習塾などはこの制度に参加するかは任意で事業者に委ねられている。加害者の元教員hは日本版DBSをどう受け止めているのか?取材したところ、元教員は新たな制度に参加するか明言は避けた。日本版DBSの課題として指摘されているのが、前科の確認が対象外となる現場があること。1人で事業を営む個人塾など。塾の経営者から被害を受けたという訴えもある。
去年2月、中学3年生の娘が盗撮されたという母親。その日、塾にいる娘からメッセージが入った。母親が塾に向かうと、娘は塾のトイレにいた。娘がスマホで撮影した記録によると、機動中のカメラが置かれていた。両親は警察に相談し、塾の経営者は略式起訴された。性犯罪を犯したあとも塾では生徒を募集している。
去年2月、中学3年生の娘が盗撮されたという母親。その日、塾にいる娘からメッセージが入った。母親が塾に向かうと、娘は塾のトイレにいた。娘がスマホで撮影した記録によると、機動中のカメラが置かれていた。両親は警察に相談し、塾の経営者は略式起訴された。性犯罪を犯したあとも塾では生徒を募集している。