賃上げについて経団連が連合が求めている5%以上の賃上げ要求について「検討・議論に資する」と言っていることについて、滝田さんは「去年の賃上げ実績を経団連3.99%、連合3.58%、物価上昇があるのでそれに負けないためには今年の賃上げの実績は去年を上回る必要がある。経営陣としてはそういうメッセージを発したんだと思う」などと話した。去年を上回るための元手が必要だが、滝田さんは「追い風が吹いている」とし、為替が円安になっていることは企業収益全体を押し上げる、株価の上昇、時価総額、企業価値が高まると経営のゆとりが増してくるなどと説明した。また中小企業の賃上げが広がるかについては「大企業が価格転嫁を受け入れるようにする、収益に見合った、一肌ぬぐことは重要」などと話した。