経団連は旧姓の通称使用拡大について「法律上の姓ではなくあくまで補足的な位置づけ」として主に女性が姓の使い分けを強いられるといった不都合は解消されないと強調。三原じゅん子女性活躍担当大臣は「旧姓を使えなくなる方の不便や不都合の具体例も含め、わかりやすい情報提供や関連データの提示などの取り組みを通じて議論を後押ししてまいります」。選択的夫婦別姓は「強制するものでもなくあくまでも選択肢を増やすことである」としている。萩谷さんは戸籍姓と職業姓は責任のある仕事ほど不便を感じやすい、パスポートにも登記にも通称姓は括弧書きという形となっているが、これを苦痛と感じることも多く、結婚や離婚が公になるリスクも有ることから、配偶者のどちらかがこれを強いられるのは不合理であり夫婦別姓は認めるべきとコメント。