厚生労働省は医療分野のDXを推進する組織を2025年度にも設立する。検査や治療、薬の処方といった情報をデジタル化して医療機関や患者自身、企業や自治体が活用できるようにして予防や治療の質の向上につなげる狙いがある。患者の直近の受診歴や薬の処方情報を医師や薬剤師同士で共有することで重複する検査を避けたり薬の悪い飲み合わせを防いだりできるという。製薬会社が患者等の同意に基づき病気に関する膨大なデータを収集・分析することで新薬を開発することも期待されるという。(日経電子版)
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