上場企業の2025年3月期の純利益は1年前からマイナス1%になる見通し。従来のマイナス2%との予想から減益率は縮小するものの、増益に転じられずにいる状況。業種別に見ると自動車がマイナス21%、鉄鋼がマイナス20%、電力がマイナス44%、石油がマイナス32%とそれぞれ苦戦。電気や機械、科学などは堅調だが全体のマイナスを補うにはいたらない。利益が伸び悩む要因のひとつが為替。大きく動く為替レートが今後企業業績にどう影響するのか予断を許さない。(日経電子版)
© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.