三越伊勢丹ホールディングスが4日に発表した2024年4-10月期の連結営業利益はこの期間としては過去最高だった。インバウンドの増加が追い風となり、純利益は49%増加した。秋口以降円安基調が続いたため、高級ブランドのカバン・財布などの訪日客への売れ行きが好調だった。政府は2024年末に中国人向けのビザの発給要件などを緩和する方針を明らかにした。今期中にも開始する海外客向けのアプリなどを通じ、帰国後も商品やイベントなどの情報を提供することで購買に繋げ、顧客を取り込む方針。(日経電子版)
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