世界全体の株式時価総額はおよそ2ヶ月ぶりに過去最大を更新。株式市場に再び資金が流入し、世界の株価が上昇傾向にある。アメリカとヨーロッパの主要な株価指数は最高値圏に達している。背景にはトランプ政権による急進的な関税導入への警戒感が薄れ投資家の関心が企業の利益成長に向かいやすくなっていることがある。トランプ政権は相互関税を検討しているが市場はこれを一律関税という最悪の事態が避けられたとみて好感している。一方、記事は日本株は世界的な株高の流れに取り残されていると指摘している。日経平均株価は2024年末比でマイナスの水準で海外投資家は日銀の利上げを警戒し様子見ムードを強めている。(日経電子版)