新NISAの対象で資金流入が大きかった上位10本の投信は年初から10日時点で基準価格が17%下落した。投信全体での資金流出超過には至っていないものの、外国株投信の新規購入には不利益がかかっていて、多くの口座でNISAの積立設定日となっている第三営業日の資金流出入をみると、4月は約1400億円で前日と比べて34%少なく、5か月ぶりの低水準だった。また米株を避ける動きも広がり、米株を除く世界株に投資する指数への連動を目指すあるファンドでは、3月中旬まで20億円台で推移していた残高が11日には71億円になった。(日経電子版)