今日自民党で開かれた選挙対策本部会議では、いわゆる”裏金議員”の衆院選での公認を巡って詰めの協議が行われた。その結果、自民党は重い処分を受け、既に非公認の方針を明らかにしていた西村元経産大臣や萩生田元政調会長ら6人に加え、選挙区情勢などを踏まえ、新たに菅家一郎衆院議員ら6人の非公認を決めた。今回の決定に安倍派議員から戸惑いの声も上がっている。こうした中、就任後初の党首討論に臨んだ石破総理。野党は「裏金隠し解散だ」などと追及を強めている。党首討論のあと、野党4党は「裏金問題、旧統一教会の問題はまだ終わっていない。早期解散は党利党益を優先させたと判断せざるを得ない」として内閣不信任案を提出した。攻勢を強める野党だが、提出された内閣不信任案は既に閣議決定された衆議院の解散が優先されたため、採決は見送られた。その後の臨時閣議で、衆院選について今月15日公示・27日投開票の日程が決められた。
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